新刊のご案内


2025年9月14日

文学フリマ大阪14 発行予定

「乙女を穢して殺して喰う神話」

A5サイズ・302ページ・イベント頒布価格 2,000円

 

<試し読みする!>

 

カバー有の二重表紙、箔押し加工、帯付き

本文中、漫画が21ページ、コラムと図説14ページ

Booth、メロンブックス、架空ストア取り扱い

 

本書は、現代の価値観では不適切・差別的と捉えられる表現、また性的・過激・残酷な表現を多分に含んでいます。

これらは歴史的資料として極力そのままの形で掲載致しますので、ご理解頂けますようお願いいたします。尚、それらを了承頂けない方に、本書はお勧め致しかねます。

 


ココヤシから産まれた少女、ハイヌウェレ。

彼女が産まれ、人々は富と格差を得た。

ハイヌウェレはやがて、集団から殺される。

彼女が死んで、人々は生死を得た。

そして、人は完全な存在ではなくなった。

完全であること、不完全であることとは何なのか。

これは、人間の不完全性を語るフォークロア。

 

乙女を犯し、殺し、喰う神話。もしくはそれに準ずる神話をハイヌウェレ型神話と呼び、この神話型はメラネシア(南洋諸島)を中心に、日本を含む全世界に点在しています。

 

本書はハイヌウェレ神話、マヨ祭儀、日本神話、ギリシア神話、メソアメリカ神話、キリスト教、ギルガメッシュ叙事詩など、世界中の様々な神話を比較しながら、これら神話素の起源を辿る長い一冊です。

 

従来、ハイヌウェレ神話と近しいと考えられながらも別の神話型として区別されていた神話型同士は、本当に関連がないのだろうか?

多くのハイヌウェレ型神話に共通する象意とは何なのだろうか?

そして神とは、悪魔とは、人類より愛憎を向けられる蛇神とは一体何なのか?

 

本書では、従来和訳されて来なかった海外研究書及び論文を参考に、比較神話学、言語学、人類学、心理学など様々な面から解説と考察を行います。 本文16万字、図説や漫画は計約35ページです。

漫画には冗談程度のBL要素が存在します。


2025年1月19日発行

「人身御供ってなぁに?(第二版)」

A5サイズ・138ページ・イベント頒布価格 1,000円

 

 <試し読みする!>

 

本文中、漫画・挿絵が約12ページ、コラム解説が約7ページです。

本には帯・後書きが付いてきます。

第二版2025.5.25発行。 

 

尚、本書では性的・残酷表現や、現代では差別的と捉えられる可能性のある表現が用いられている箇所があります。これは歴史的資料としてのものですので、ご了承いただけますよう、お願いいたします。


人身御供、人身供犠、人柱、生贄、犠牲、殉葬など、日本をはじめとする全世界の歴史には、様々な理由で人間の命を神に捧げたり、犠牲にするような血なまぐさい儀礼や習俗が存在します。

これらは歴史資料の上で語られるもの、実際に近代まで存在していたもの、その痕跡が発見されたものなど、様々です。

 

本書はこの人身御供に類する習俗を、日本を中心に全世界の伝承や事例を紹介します。

また、実際に日本に存在した人柱と思しき事件や儀礼を取り上げながら、人身御供が現代社会に至る過程でどのように変化したのか?人身御供の源流とは何か?誰が祭祀を担っていたのか?どこから来たのか?を、民俗学、宗教学、哲学的な側面から考えます。

 

全138ページ中、本文はおよそ65,000字相当、漫画12本、図説・コラム7本を含みます。

 

人身御供という題材を扱う関係上、本書には、現代の価値観では不適切・差別的と捉えられる表現、また性的・残酷表現を含みます。

これらは歴史的資料としてそのままの形で掲載し、一般的な民俗学的研究の表現に準じます。

 

漫画には冗談程度のBL要素が存在します。


2024年9月8日発行

「生殖器崇拝ってなぁに?(第三版)

A5サイズ・172ページ・イベント頒布価格 1,000円

 

 <試し読みする!>

 

本文中、漫画・挿絵が約21ページ、コラムが約4ページです。

本には帯・後書きが付いてきます。

第二版2025.1.19発行。

第三版2025.5.25発行。

  

尚、本書では性的表現や、現代では差別的と捉えられる可能性のある表現が用いられています。これは歴史的資料としてのものですので、ご了承いただけますよう、お願いいたします。

本文SAMPLE


  • 日本の民俗学に存在し、しかし正しい意味でスポットの当たらない「生殖器崇拝(生殖器信仰)」という分野があります。

    明治の開国後からまず外国人研究者によって研究着手され、数人の日本人研究者によって紡がれたこの研究は、その神の外見が生殖器そのものであり、その信仰が「性」に関連していることとや数々の原因によって、日陰に追いやられることとなりました。
    そして明治中期から昭和にかけては政府主導のもと、国家予算を組んで排斥されたのです。

    この神々の多くは、国家神道の主役級の神々ではありません。
    神話上の脇役であり、また名もなき農村の小さな神々です。

    かつて日本中の一般庶民たちが愛したこの醜い姿の神様は、元々どのような存在だったのでしょうか。
    なぜ生殖器の姿をしているのでしょうか。

    この本は、私が趣味で収集した明治から平成にかけての生殖器崇拝に関する国内外の書籍を総合し、はじめての方にもわかりやすく説明を試みた一冊です。

    日本の生殖器崇拝をメインに、外来信仰との結びつき、仏教やキリスト教、哲学、宗教学、人類学、占星術等を交えてお話しします。

    9万字程度の文章と、20ページ以上のマンガ・図説を掲載しています。